[イベント,新商品情報]2024.12.29

サントリー株式会社の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた取り組み

ビールに愛された皆さまへ。
2024年も楽しくおいしくビールを飲んできたと思いますが、来年の2025年も、どんな素敵なビールで乾杯できるでしょうか!

そんな中でも、2025年に開催される大阪・関西万博も、大きく期待を寄せられるビッグイベントの一つですよね。

大阪・関西万博は、持続可能な未来社会の構築をテーマに、世界中の人々が集まり、革新的な技術やアイデアが披露される場となります。

ここでは、サントリーが大阪・関西万博に向けて展開する具体的な活動に焦点を当て、ビール好きの読者にとって魅力的な内容を紹介します。

1. 再生農業原料を使用したビール「水空エール」

サントリーは、環境に配慮した商品開発を進める中で、再生農業原料を使用した初めてのビール水空エールを発表します。このビールは、農業による温室効果ガス(GHG)排出削減に貢献する再生農業を支援するため、大麦やホップを再生農業で栽培した原料で作られています。

再生農業は、土壌の健全性や生物多様性を保護し、農家の生活向上にも寄与する方法となります。これは、化学肥料や農薬の使用量を削減し、土壌の肥沃化を促進することが期待されています。

水空エールは、再生農業で育てた大麦とホップを使用しており、爽やかな香りとすっきりとした後味が特徴となります。大阪・関西万博会場内にあるレストラン「水空 SUIKUU」で提供、特別なグラス(大気中のCO2を回収してガラスの一部に使用)で飲める予定です。どんなグラスなのか、こちらも楽しみです。しかも、数量限定で販売され、なくなり次第終了となりますので、ぜひ現地へ赴いて飲みたいビールですね。

2. お客様参加型の新しい商品開発モデル

サントリーは、大阪・関西万博を契機に、新しい商品開発モデルを展開します。それが、お客様参加型の「ワールドKANPAIビール」の開発プロジェクトです。このプロジェクトでは、大阪・関西万博会場で、サントリーが提供するベースとなるビールの味わいに対するアンケートを実施し、その結果をもとに商品開発が行われます。

2024年4月13日から5月31日まで、大阪・関西万博会場のフードトラックエリアで、来場者に対して「香り」「刺激」「味の濃さ」など8項目についてアンケートを実施します。参加者の意見を反映したビールは、9月に全国で数量限定販売される予定です。まさに、世界中の意見を取り入れたビールが誕生することになりますね。

まとめ

サントリーは、2025年の大阪・関西万博に向けて、再生農業を活用した新たなビールの発売や、お客様参加型のビール開発など、環境への配慮を重視したさまざまな取り組みを進めています。これらの活動は、持続可能な社会の実現に向けたサントリーの意欲的な挑戦を象徴しています。ビール好きの皆さんは、ぜひこれらの新商品を手に取って、その味わいとサステナビリティに対するサントリーの思いを感じてみてください。

(ビアEXPO2025が2025年4月9日~13日です。大阪・関西万博は4月13日から10月13日なので、日程はかぶっていませんね!)

EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

 

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

MJ

ビアジャーナリスト/Youtube JBJA Channelプロデューサー

ビールと昆虫とリコーダーと天然石が大好きです。JBJAではイベントサポートやBJAチューターも楽しんで取り組んでおります。人に寄り添う記事作成を心がけ、JBJA公式動画サイトJBJAchannelではMCを担当しております。
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