今年の「セカツタ」は特別!ビアEXPO2025記念特別賞も!
目次
「セカツタ」とは?

今年もやってまいりました!「第10回 輝け!世界に伝えたい日本のビアカルチャー2025」表彰式のお知らせです!
「セカツタ」とは「世界に伝えたい日本のビアカルチャー」の略称。
当ビアジャーナリスト協会(略称JBJA)ウェブサイトに、昨年投稿された「362記事」の中から「世界に伝えたい!」と思う記事の取材対象者様を『ブルワリー・インポーター部門』、『ビール部門』、『ビール人部門』、『イベント・料飲店部門』のカテゴリーに分け、当会のビアジャーナリストたちが投票し優秀賞を選出いたしました。
また、今回はビアEXPO開催2025にあたり、日本のクラフトビール30年の歴史に貢献した人・団体・メディアを、特別賞として表彰します。
そして表彰式では、5名の優秀賞の中から最優秀賞の、3名の特別賞の中から最優秀特別賞の、発表と表彰も行われます!ぜひ受賞者の喜びの瞬間を共有しようではありませんか!
今年の表彰式は、4月12日(土)にビアEXPO2025内のビアフェス会場にて行います。観覧の方法はこの記事の最後でお知らせしますが、まずは気になる今回の受賞者の方々を紹介します。
優秀賞 受賞者のご紹介
COEDO BREWERY (ブルワリー・インポーター部門)
地域愛が共鳴して生まれたビール!アップサイクルフードテック
クラフトビール「COEDO 香琳-Kourin-」新発売
コエドブルワリーが、長野県飯綱町産の受粉用リンゴ「メイポール」抽出液を使用したビールを発売。可食部が少なくほとんどが廃棄されてきた受粉用リンゴの抽出は、信州大学工学部の特許「酸素処理技術」によって行われている。農作物の廃棄問題を科学技術で解決する、環境負荷を減らす取り組みを紹介。【1月31日 五十嵐糸BJ】
https://www.jbja.jp/archives/50388
Oryzae Malt Pale Ale ORYZAE BREWING (ビール部門)
夢を追い続け、世界初の技術を発見!籾×麹で生み出すOryzae Malt Pale Ale
麦芽を使用せず、米や麦を「麹」にしてビールを醸すオリゼーブルーイング。麹は淡麗な味わいで香ばしいペールエールが造れなかったが、構想に5年、研究に2年を費やし「米をモルトにする技術」を発見した。世界初という技術を用いたペールエールOryzae Malt Pale Aleの開発秘話。【4月9日 ルッぱらかなえBJ】
https://www.jbja.jp/archives/51781
海老原 清 (ビール人部門)
ビールを注いで半世紀:「海老原 清」さんインタビュー
58年もの間、ビールを注ぎ続けてきた男がいる――「海老原 清」氏。銀座の名店『ビヤホールライオン 銀座七丁目店』で、多くのビールファンを魅了してきた彼は、“生ビールの達人”と称される存在です。定年後もなお、極上の一杯を求める人々が彼のもとへ足を運ぶ。技と心が生み出す至高のビールとは? その人生と哲学に迫るインタビュー記事です。【3月9日 くっくショーヘイBJ】
https://www.jbja.jp/archives/50619
松尾 光平 (ビール人部門)
師匠・新井の遺志を注ぐ-「ビアライゼ’98・松尾光平」インタビュー-
ビール注ぎの名人・松尾光平が、新橋「ビアライゼ’98」で継承する師匠・新井徳司の技。その伝統は、70年前のビールサーバーと「松尾注ぎ」によって極上の一杯へと昇華される。松尾の人生を変えた新井の教えとは?そして「マルエフ」の味わいを駅伝の感動になぞらえる理由とは?落語家のようなユーモアを持ち、ビールを語らせたら止まらなかった名職人・新井のエピソードとともに、ビール注ぎの奥深さに迫る記事です。【5月12日 くっくショーヘイBJ】
https://www.jbja.jp/archives/52344
六島浜醸造所 井関竜平 (イベント・料飲店部門)
小さな離島、六島の文化「回し神輿」を復活!土地と人を繋ぐビールの力
六島の「回し神輿」が復活!伝統文化と人々を繋ぐクラフトビールの祭り。迫力満点の神輿や、離島の祭りで感じた温かさと感動が、たくさんの写真と共に伝わってくる。ビールと共に離島の魅力を体験したくなる。【11月28日 ルッぱらかなえBJ】
https://www.jbja.jp/archives/54863
ビアEXPO2025記念特別賞 受賞者のご紹介
サンクトガーレン有限会社(株式会社永興)岩本伸久、故・岩本光生
日本のクラフトビール革命の原点
1994年の酒税法改正は、日本のクラフトビール市場に革新をもたらしました。その先駆けとなったのが、岩本伸久さんと父の岩本光生さん親子です。彼らは1993年にサンクトガーレンを設立し、六本木のレストランで1%未満のノンアルコールビールを醸造すると同時に、アメリカで自ら醸造したクラフトビールを輸入販売しました。その活動が注目され、法改正のきっかけになりました。「湘南ゴールド」など地元素材や果物の摘果を活用するサステナブルな取り組みも特徴です。確かな技術と個性豊かな味わいで、日本のクラフトビール文化を牽引しています。
https://www.sanktgallenbrewery.com/
ブルワリー紹介サイト『Beer Cruise』
日本クラフトビールデータの宝庫
「ビアクルーズ」は、日本全国のクラフトビールと地ビールに特化した情報サイトです。1997年に開設されて以来、掲載されている情報は圧倒的な網羅性を誇ります。2025年2月時点で、訪問したブルワリーは545ヶ所、飲んだビール銘柄は924種類、紹介された醸造所は800ヶ所以上。全て実体験に基づく正確なデータが特徴で、ビールファンや業界関係者にとって貴重な情報源となっています。信頼性と更新頻度の高さも大きな魅力です。
https://beer-cruise.net/
株式会社ヤッホーブルーイング
革新と挑戦の旗手が切り開くクラフトビールの未来
ヤッホーブルーイングは、日本のクラフトビール界を牽引する革新者です。「よなよなエール」や「水曜日のネコ」をいち早くコンビニに展開し、ビールをより身近な存在にしました。特に「僕ビール、君ビール。」は若手社員の発想から生まれ、若者のビール離れに挑戦する象徴的な商品です。さらに、ファンとの絆を深める「超宴」では、ビールの楽しさとコミュニティの一体感を育みました。若手の自由な発想を尊重し、球場と醸造所を組み合わせる大胆な企画も実現。常に挑戦を続けるその姿勢は、クラフトビール文化に新たな風を吹き込み、業界の未来を切り開いています。
https://yohobrewing.com/
観覧には4月12日(土)第2部のチケットを!

今回のセカツタ表彰式は、4月9日(水)~4月13日(日)まで、幕張メッセにて行われるビアEXPO2025の中の、4月12日(土)第2部(14時00分~17時00分)にて行われます。観覧ご希望の方は、4月12日(土)第2部の前売りチケットをお求めください。
一般チケットは「PassMarket」にて発売中です。
また、優先入場権等の豪華特典付きのお得なチケットも、応援購入サイト「Makuake」にて発売中です。
記念すべき第10回の「セカツタ」、しかもビアEXPO2025とのコラボレーションということで、盛り上がるのは間違いありません。皆さま、ビール片手に受賞者の喜びの瞬間に立ち会いましょう!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。