ビアレポート(11)――Stoke Dark
今回ご紹介するのは、ニュージーランドのマカシン・ブリュワリー、「ストーク・ダーク(Stoke Dark)」です。
人間よりも羊が多い国、ニュージーランドのビールといえば…と、考えてみたのですが、皆さん、思いつきますか? なかなか日本ではお目にかからないニュージーランドのビール。私はまったく知りませんでした。たまたまこのビールを見つけたので、紹介したいと思います。
マカシン・ブリュワリーは、ニュージーランド南島の北部にあるネルソンという都市にあります。ニュージーランドのビールを知らない方でも、ニュージーランドでネルソンと聞いたらピンとくると思います。ネルソンはネルソンソーヴィンの産地なのです。
そのネルソンソーヴィンを使っているかどうかは不明ですが、ネルソン産のオーガニック・ホップを使用しているのが、このストーク・ダーク。ホップだけでなく、人工の添加物は一切使っていません。スタイルはスタウトで、熟したブドウのような複雑な香りが漂い、カラメルの風味も感じられます。香ばしい味わいですが、ローストの苦みはそれほど強くなく、スッと飲める印象。アルコール度数も4.5%と高くありません。このダークのほかには、アンバーとゴールドがあります。
ニュージーランドはイギリス連邦の一員ということもあり、クラフトビール醸造所やブリューパブが多くあるようです。もっとニュージーランドのビールが日本に入ってくればいいのですが。
BJA1期生 富江弘幸
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