[コラム]2025.4.15

ビール×着物で広がる世界!ビール好きのための着物グッズ

「今日はどのお着物を着ようかな?」「今日はどのビールを飲もうかな?」

一見すると交わることのないように見える「ビール」と「着物」。しかし、この二つを愛する人たちにとっては、どちらも日常を豊かに彩る大切な要素です。私自身、娘が成人式を迎えたのをきっかけに着物教室に通い始め、以来、着物とビールを愛する一人です。

今回は、そんな「ビール」と「着物」の二つをつないでくれる、ビールモチーフの着物グッズを、ビールと着物を愛するビアジャーナリスト・ヤマモトニコさんと一緒にご紹介いたします。実際にグッズを身につけた様子も合わせてお届けします。

「We Wear Beer」ビールモチーフの着物グッズ

ビール好きの着物愛好家におすすめしたいのが、ビールアクセサリーブランド「We Wear Beer」(ウィーウェアビア)から発売された着物グッズです。

「We Wear Beer」とは

「We Wear Beer」は、ビール好きな方が“日常でさりげなく身につけられるアイテムを作りたい!”という思いから生まれたブランドです。2023年9月、ジャパンビアソムリエ・ビアコーディネイターであり、ビアジャーナリストである神田恵利さんが立ち上げました。
アクセサリーやファッション雑貨など、さまざまなアイテムを展開しており、主にはネットショップで販売しています。
商品を手に取った瞬間、まるで美味しいビールを飲んだ時のような感動や驚きを体験でき、ブランド名「We Wear Beer」の通り「ビールを着る」ことを実現し、多くの人の「Beer Life」に彩りを添えることを目指しているブランドです。
ビール醸造に携わる方々と同様、こだわりを持って、ビール好きの皆様に喜んでいただける「ものづくり」を目指しています。

ビアジャーナリスト・神田恵利さんと「We Wear Beer」

ビアジャーナリスト・神田恵利さんと「We Wear Beer」

神田恵利さん
2022年、ジャパンビアソムリエ・ビアコーディネイターの資格を取得。2023年、ビアジャーナリストアカデミー19期として、ビアジャーナリストの活動を開始。
料理レシピ動画サービス「クラシル」にて、みんなが真似できるおつまみレシピとビールのペアリングを提案する「ビアソムリエの晩酌レシピ」を発信中。
好きなビアスタイルはヴァイツェン・ベルジャンホワイト。

羽織紐

3D BEERビールジョッキ羽織紐(2,500円)

ミニチュアサイズの立体的なビールジョッキと扇子のチャームがついた、革の編み込みの羽織紐。ビール&扇子の両側にはラインストーンが付いており、カットが綺麗でキラキラと華やかに光ります。

3D BEERビールジョッキ羽織紐(イエロー/ブラウン)

3D BEERビールジョッキ羽織紐(イエロー/ブラウン)

イエローhttps://wewearbeer.theshop.jp/items/101980010

ブラウンhttps://wewearbeer.theshop.jp/items/101980249

Colorful beers羽織紐(2,500円)

ビールと扇子のチャームがついた羽織紐です。紫色の小さめビーズは少しずつ色や透明感が異なり、グラデーションが綺麗です。

Colorful beers羽織紐(パープル/ターコイズ)

Colorful beers羽織紐(パープル/ターコイズ)

パープルhttps://wewearbeer.theshop.jp/items/101959075

ターコイズhttps://wewearbeer.theshop.jp/items/101957307

帯留め

ビール帯留め(1,800円)
夜桜とビールをイメージした帯留め。扇形は和の雰囲気にぴったりです!ピンクとオーロラのホログラムが、キラキラと綺麗に光ります。
https://wewearbeer.theshop.jp/items/101959667

ホップミニ帯留め ゴールド(1,000円)
ホップをイメージしたミニサイズの帯留め。シンプルでさまざまなデザインの着物に馴染みます。ホップは2種類のラメを使用しており、光に当たるとキラキラと輝きます。
https://wewearbeer.theshop.jp/items/101977657

ビール帯留め/ホップミニ帯留め ゴールド

ビール帯留め/ホップミニ帯留め ゴールド

※商品価格はすべて税込みです。

「We Wear Beer」着物グッズを着用してみました

「We Wear Beer」の着物グッズを着用して、ビアジャーナリスト18期生のヤマモト ニコさん(以下、ニコさん)と待ち合わせ。
ニコさんは、ビアジャーナリスト協会サイトにて、「季節のお菓子とビールで愉しむ」や「見立ててあそぼ ビール×きもの」の連載を執筆されています。

ニコさんと私

ヤマモトニコさんと私

ニコさんは3D BEERビールジョッキ羽織紐イエローを、私はColorful beers羽織紐ターコイズホップミニ帯留め ゴールド3D BEERイヤリング ビールジョッキ ゴールドをつけました。

着物と「We Wear Beer」着物グッズコーディネートの完成です!

着物と「We Wear Beer」着物グッズコーディネート

「We Wear Beer」着物グッズコーディネート

ニコさんと一緒に、ビールを飲みながら、「We wear beer」の羽織紐と帯留めを実際に見ながら、着物やビールのお話をしました。

ニコさん「この羽織紐、すごく可愛い!季節を問わずに使えそうなデザインですね。がっつりビール柄を取り入れるのは少し抵抗がある、という方でも、小物なら挑戦しやすいですよね。」

「今後どんな着物アイテムがあるとよいと思いますか?」

ニコさん「半衿にビールの柄があるのとか、さりげなくてかわいいと思います。」

「ご自身で、イベントでビール柄の兵児帯を作られたことがあるそうですね!」

ニコさん「そうなんです!帯は韮山反射炉をイメージした手作りです。大きい白黒チェックの生地を使い、細テープで格子を表現しました。こうした『概念コーデ』も楽しいですよ。以前、『重富さんと乾杯!〜ビールと音楽の週末〜』に参加した際にも、サッポロ生ビール黒ラベルを重富さんが注ぎ分けてくださるとのことなので、それにちなんだ装いをしたいなと考え、黒ラベルを表す黒地の縁に金の星をイメージした帯留めを娘に手作りしてもらいました。さらに、金色の帯に、レースでビールの泡を表現してみたりして。」

ニコさん作韮山反射炉をイメージした兵児帯/ビール概念コーデ

ニコさん作:韮山反射炉をイメージした兵児帯/ビール概念コーデ

「着物だと、おでかけする場所を選びがちですが、ビールのイベントをはじめ、積極的に色んなところにおでかけをしているのが素敵です!」

ニコさん「『たかが着るもの』なので思い切って好きなものを着るのが一番楽しいですよ!スニーカーで動き回ることもあります(笑)。
着物を持ってイベントに参加したりするのも楽しいですし。好きなアーティストのライブに着物を着て行っています。ツアータオルを帯に巻いたり、ツアー帽子を被ったりするのも、私なりの着物の楽しみ方なんです。」

「ライブに着物!私も好きなアーティストのライブにいつか着ていってみたいです。まずは、ビールのイベントには着物で行ってみることからはじめてみます。今日はありがとうございました。」

ニコさんの話は、着物雑誌を参考にしたり、インスタグラムで情報を収集したり、着物に関する知識も豊富で勉強になりました。ビール、着物、好きなものへの愛に満ち溢れていました。

最後に、「着物を着ると、ワクワクする気持ちを、もっとたくさんの人と共有したいので、ビールを飲みながら、着物について語り合う会を開きたいですね」「ぜひ、ビールと着物を楽しむ会をやりたいです!」と語り合いました。

ニコさん、取材へのご協力ありがとうございました。

着物を着て出かけたお店

今回ニコさんといっしょに着物で行ったビールのお店と飲んだビールについてご紹介です。

REVO BREWING ( レボブルーイング )

アメリカのブリュワリ―を再現し店内に醸造所を併設したレストラン。自家製クラフトビールと料理が豊富。広々とした店内はゆっくりとした時間が過ごせます。

REVO BREWING (ビール/内装)

REVO BREWING (ビール/内装)

私が飲んだのは、「横浜家系IPA」(写真左)。濃厚な果実感とジューシーさが特徴のヘイジーIPAです。オレンジやマンゴーのような果実の香りで滑らかな口当たりと優しい甘味が楽しめました。「横浜家系」といえばラーメンですが、まさに「ビール界の家系ラーメン」のようなREVO BREWINGを代表する一杯です。

里武士

歴史的建造物(旧横浜生糸検査所)内にあるビアバー。常時12種類のタップがあり、造りたてのビールが楽しめるお店です。

里武士(ビール/外観)

里武士(ビール/外観)


私が飲んだのは、「ダーク ミチェラーダ」(写真左)。ライムとハラペーニョで作られたアンバーエールです。ライムとハラペーニョの組み合わせは、ライムの爽やかな香りと酸味、ハラペーニョのピリッとした刺激が絶妙にマッチして、軽快で飲みやすかったです。

着物着物グッズ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

野中 あゆみ

ビアジャーナリスト

1977年、広島県出身。上智大学卒業。WEBディレクター・ライター。

普段飲みの席にて「とりあえずビール」ではなく「ずっとビール!」を飲んでおり、とにかくビールが大好きだったこともあり、「ビールって美味しいよね!飲むと気持ちもHAPPYになるよね!」ということを伝えたく、ビアジャーナリストアカデミー19期(2023年5月開講)を受講し卒業しました。

普段は、自分が飲んだビール情報を個人SNS(アカウント名「ビール日和」)や個人メディア「ビール日和」にて発信しています。

ビール好きな仲間たちと時間や情報を共有して楽しんでいける場所をつくっていきたいです。

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
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