[イベント,テイスティング]2013.7.5

ブルームーン日本上陸 ①ブルームーンの3つの魔法

2013年6月20日、満を持してアメリカコロラド州からブルームーンが日本に上陸した。

ある試飲会の参加者がブルームーンを飲んだ時に思わず「こんなに素晴らしい味は奇跡!(Once in a blue moon!=ごく稀に、滅多にないという意味) 」と声を上げた事が名前の由来となっている。

SONY DSC 写真:キース・ヴィラ氏

ブルームーンは1995年ヘッドブリュワーであるキース・ヴィラの醸造によって誕生したクラフトビール。
ベルギーのブリュッセル大学で醸造の博士号を得て、帰国後醸造を開始したのだが、その最初に造ったビールが、今回上陸したブルームーン・ベルジャンホワイトである。

初年度はほんのわずかな生産量だったが、現在*全米No.1クラフトビールへと成長した。その成功にはブルームーンが持つ3つの魔法が関係しているとキースは語る。以下がその3つである。
*2012年USニールセン調べ 個別銘柄別

<ブルームーンの3つの魔法>

1.  味わい
とてもスムーズな口当たりで苦みが少なく、クリーミー。
オレンジピールとコリアンダーのバランスがとれた、自然由来のフレーバーが魅力的。
一度ブルームーンから離れても、スムーズな飲み口にひかれてまた戻ってくるケースも多いのだとか。

2.  ルックス
濾過されていないため濁りを帯びた、美しいゴールデンカラー。

3.  オレンジ・ガーニッシュ
オレンジのスライスを、ガーニッシュとして添えることにより、ブルームーンの味を際立たせる。
カクテルのような美しい佇まいになるのも魅力の1つであろう。

SONY DSC

会場にて、目の前にブルームーンが運ばれてきた。

オレンジ・ガーニッシュから漂うフレッシュで芳香な香りが期待感を高める。口に含むと、さらにオレンジピールのアロマと絡まり、爽やかな柑橘の甘みを感じる。そこに、ほんのりスパイシー&ビター感。スムーズで飲みやすいが、そこには味わいがある。

ブルームーンは、夏の太陽の下でも味わいたくなるビール。天気の良い昼間の公園で楽しむのも良いだろう。もちろん、夜にフードと共にゆったりとブルームーンを味わうのもおすすめ。その日の気分で自由に味わいたいクラフトビールだ。

ところで、ブルームーンには美味しい飲み方があるという。濾過されていなく、酵母が瓶の底にたまっているので、まずは瓶を横にして、コロコロと前後に転がしてからグラスに注ぐ。
最後にオレンジ・ガーニッシュを添えるのも、お忘れなく

詳細はこちら
http://bluemoonbrewing.jp/howto/

 

現在首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)での限定発売だが、2014年からは全国展開する予定だ。

現在購入できる店舗情報
http://www.bluemoonbrewing.jp/news/

 

【 BJA2期生 福岡桃子 】

※この記事は、先日行われたブルームーン記者発表・ローンチパーティーに関するレポートです。
次回は、ブルームーンとのペアリング等をご紹介します。

 

BLUE MOONブルームーン

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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