苦味を愛する大人へ。「アサヒ ザ・ビタリスト」CM発表会
4月15日から発売中の「アサヒ ザ・ビタリスト」。7年ぶりのアサヒビールの新スタンダードビールブランドです。4月14日のCM発表会で語られた、苦味を追求した新しいビールとは。

新CMに出演の吉川愛さん(左)と水上恒司さん(右)
ビール好きのお客様へ
登壇したマーケティング本部 ⻄村壮⼀郎 新ブランド開発部 部⻑は、スタンダードビールとしてのスーパードライ、マルエフという成功体験がある中で、あえて7年ぶりに「アサヒ ザ・ビタリスト」を発売した理由を、「ビール好きのお客様にありました」として、ビール全体の約7割を消費するヘビーミドル層の約6割が求めていたものが、ビールの「苦味」だったと語りました。(アサヒビール調べ)

資料提供 アサヒビール
テスト販売時、約8割のお客様から一般販売を期待する反響があり、そのお客様の声をもとにさらに改良を重ね、ビール好きのお客様とともにつくられたのが「アサヒザ・ビタリスト」。
商品名である「BITTER-IST(ビタリスト)」は造語で、ビールだけでなく、人生においても“苦味を愛する大人”を意味し、ビール好きの全てのお客様の人生に寄り添い、明日を頑張る活力にしてほしいという想いが込められています。
パッケージデザインは、大きな「asahi」ロゴを270度配置、王道感・定番感を表現、黒×ゴールドの配色でビール好きな大人向けへの商品であることをアピールしています。

画像提供 アサヒビール
苦味のうまさ
伝統(酵母)×革新(ホップ)
<伝統>
アサヒスーパードライにも使用される、318号酵母を使用。苦味にアサヒビール伝統の「キレ」が掛け合わさり、もう一口飲みたくなる味わいを実現。
<革新>
ホップに、爽やかな香りと苦みが特徴の「タラス」と「ヘルスブルッカー」を採用。
アサヒビールとしては初めて採用された「タラス」は、柑橘の皮のようなビターでクリーンな「香り」。「苦味」を引き立てます。
この組み合わせによって、爽快な苦味がもたらすつきぬけるうまさを実現し、新しいアサヒビールの新定番の味わいが誕生しました。

「一口飲むと感じられる、爽快な苦味、柑橘の皮を思わせる香り、キレのある泡だち、この三つの味わいをぜひお楽しみください」マーケティング本部 ⻄村壮⼀郎 新ブランド開発部 部⻑ 画像提供 アサヒビール
新CMは苦味のうまさを表情で
アサヒ ザ・ビタリストのCMには、真田広之さん、二階堂ふみさん、水上恒司さん、吉川愛さんが出演しています。
会場には、水上恒司さん、吉川愛さんが登場。
お二人とも、「美味しい苦味」に出会った時の表情をどう伝えるか、色々工夫したそうです。

この日、4人のCM出演者が明らかになりました。 画像提供 アサヒビール
会場の大型ビジョンでは、真田広之さん、二階堂ふみさんの出演CMやコメントも紹介されました。
テレビドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の各賞受賞のニュースもまだ記憶に新しく、世界的に活躍する真田さんは、今年、アメリカの雑誌「タイム」の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれました。(4月16日発表)
アサヒビールのCM出演はなんと36年ぶり。
真田さんの撮影はロサンゼルスで行われ、監督と一緒にワンシーンごと丁寧に仕上げていく姿が印象的だったといいます。
☆「うまさが輝く、苦みがある。」篇
このCMの見どころは、
1. 圧倒的なスケール感
広大な大自然の中で育まれる大麦や、爽やかな香りと苦味をもたらすホップからビールが出来上がるまでの過程を30秒の中で描写。
2. 目元に注目
新しい爽快な苦味、その先のうまさに出会い、覚醒した瞬間の表情を目元だけで印象深く描いています。
☆「はじめてのビタリスト。」篇
4人が、グラスを手に、それぞれの言葉で語るCM です。
アサヒ ザ・ビタリストの感想を聞かれ、
「最近、ビールの味がわかり始めました。撮影終わりに、この苦味があるビールを飲めたらすごく嬉しいですね」(水上恒司さん)
「ビタリストは苦味がガツンときますし、爽やかなんです。ぜひ一度試していただけると嬉しいです」(吉川愛さん)
オファーを受けて、
「年を重ねてきて、ビールの美味しさを感じるようなってきました。新商品ということで、一緒に参加させていただけるのはとても光栄なことだなと思いました」(二階堂ふみさん)
人生を”おいしく”してくれた「苦味」体験について、
「渡米してからの20年、言葉の壁、文化の違い、偏見や差別もある中での悔しい想いが、苦味が、バネとなって今の自分を築いてくれたと思う。苦味に感謝」(真田広之さん)
大型ビジョンにこのコメントが流れると、会場の水上さんは、「苦味に感謝、って乗り越えた人にしか口にできない言葉だと思います」とコメントしていました。
苦味を愛する大人へ
綺麗なゴールド。すぐに感じる苦味は強すぎず、ちょうど良いです。昨日はスーパードライ、今日はビタリスト、という楽しみ方も。
味わいとしての苦味を愛することはできても、真田さんの言うように、これまでの人生の苦味に感謝することはできるでしょうか。それができる大人は、また深く味わうことができるのかもしれません。
「アサヒ ザ・ビタリスト」
容器・容量 缶350ml/缶500ml
アルコール分 6%
純アルコール量 16.8g/24g
原材料 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、
ホップ、米、コーン、スターチ
「苦労は買ってでもしろとは昔から言われてますが、まさに捉え方次第。いま壁にぶつかっていても、突破した10年後20年後を考えると、“行こう、逃げずに行こう”というのがずっと自分の中にはあった。苦味を恐れずに、むしろ苦味を楽しみながら、それを燃焼していっていただきたいなと思います」(真田広之さん)
新CM、飲む前と飲んだ後の表情、目、にご注目ください。言葉は一言も発していません。
ザ・ビタリストCM「うまさが輝く、苦味がある。」篇
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。