[イベント]2013.8.20

野性化(?)しつつあるホップを収穫してみた

京都府最北端の丹後地方。
丹波を抜け、大江山連峰から日本海に向かう”山と海の自然に恵まれた土地”だ。
夏は昼夜の寒暖差が激しく、冬は雪も積もる地域である。

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夏の朝

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冬はこんな感じ

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車で20分も走れば、日本三景のひとつ「天橋立」である。

そんな丹後の与謝野町に、箕面ビールの大下醸造長からもらったホップの苗を植えてみたのは数年前のことである。
初年度はほとんど伸びず「この地域にホップは育たないのかなぁ…」と思っていたが、年を重ねるごとにツルが長く伸びるようになった。ちなみに、世話はほとんどというか全くに近いほどしておらず、ある意味“野生化”していると言っても良い状態だ。

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まったくのノーケアで育ったホップ。

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かなりの量の毬花が実っている。

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ツルは杉の木に巻きついている。

そんなわけで、この“野生化”しつつあるホップを収穫してみた。

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そこそこの量が収穫できた。

さてさて、これをどーしたものか? 
まずは乾燥させる必要があるだろう。
ということで、45℃のオーブンに入れて温風乾燥させてみた。

ま、とりあえず実験的に仕上げてみたので、賛否あるだろうが、今回はこんなところで…。

真空パックしておいたので、持ち帰り、ネストビールのBOPで使ってみようかと思っている。

真空パックする前にとりあえず、お湯に浮かべ“ホップ茶”を楽しんでみた。

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香りと苦みが素晴らしい。

BOPで使っての報告は後日しますのでご期待ください。

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ホップ与謝野町丹後京都府

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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