ビアポエム(6)ミツボシビール ウィンナスタイルラガー
もう夏は満喫した!秋よ早く来い!という方に、秋が待ち遠しくなるビールを紹介します。
ミツボシビール。なんともレトロな名前でなごみますが、こちらは100年以上前に試験的に製造されたビールをモチーフに、赤味噌ラガーで有名な盛田金しゃちビール(ワダカン株式会社)が今年新発売したものです。
ウィンナスタイルラガーというビアスタイルは、金色のラガーがあふれる日本のビール市場ではあまり見かけません。しかしこれに似たスタイルである、メルツェン/オクトーバーフェストであれば聞いたことがあるのではないでしょうか。いまや日本でも全角各地で開催されているオクトーバーフェストですが、その名のつくビールは甘いモルト風味とトースト香のあるビールとされます。ウィンナラガーも味わいの特徴は似ていますが、色合いに関してはゴールドではなく、赤みがかったブラウン〜銅色とされています。この色は、通常のラガーモルトよりもやや高い温度で焙燥したウィンナモルトを使用しているためのものです。
・・・tasting
赤みがかったライトブラウンは夕焼け小焼けの色。
ウィンナモルトが演出するカラメル香は控えめ。
ラガーなので強いフルーティさはなく、熟れる前の洋梨やリンゴの皮を嗅いだようだ。
サクサクと食べるように飲めて、飲むほどに元気な麦、麦、麦の味。
なんだか食欲が湧いてきた。
今年の秋はサンマとウィンナスタイルラガー。
ミツボシビール ウィンナスタイルラガー 6%
[ワダカン株式会社(盛田金しゃちビール)]
BJA2期生 西林達磨
”ビアポエム”と題してテイスティングレポートを挙げて参りますのでよろしくお願い致します。
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