Beer Rating part2
先週レイティング(評価)の話だったので今週もちょこっと続き。
ビールを評価する。ネット以前の世界では数人の選ばれた人達が一年に数回
色んな場所で選び出され、みんなで試飲してビールの善し悪しを決めて来た。
それが何年か前にみんなが良く知ってるインターネットとお手軽に買える
パーソナルコンピューターで世界が変わった。
俺も20年前はアメリカからアウトドア用品のテント、バーナー、ウエア
なんかをファックス!なんて、今ほとんど使わないだろう、っていう機械で
注文してた。まあ、それで無事届いてたんだけどね。
ビールの世界もネットで変わった。凄く変わった。
それまでのアメリカのビール界では酒屋に並んでるビールの情報以外はコアなファン
が読むビール紙くらいしかほとんど無かったのでみんなあんまり気にしなかった。
そこにドカーンとBeer Advocateみたいな、
『全国の(身近な)ビールを飲んで自分の評価を書いてみよう!!』
なんてお手軽なサイトが誕生する。
隣の州のAさんが書きます、
『AA社のBB/IPAは凄く旨くて中々手に入らないんだぜ!これは旨い』
これが50州でいきなり書き込まれる訳だ。
見てる人はみんな思いが頭をよぎる、
『俺もその、AA社のBB/IPAを飲んでみたい!!』
人間みんなそうだろう、誰かが旨いと言ったらそりゃ試してみたくなる!
性です。
でも隣の州のビールが実は自分の州で売られてなかったのにも気付く。
でも飲みたい。飲みたい。飲みたい。
トレード、旅行、親戚から、もうどんな手段でも手に入れて飲み始める
大勢のビールファン達。そして、大変な思いをして手に入れたビールは
かなり旨く(実際より)感じたりもしてくる。(そう思いたいし)
そうするとネット上で、いままでローカルしか手に入らなかった少量生産の
ビールの名前がいきなり全国区になる。
ちょっとした伝説の始まりである。
長くなったので続く・・・
数年前に伝説のスタウトだった、Speedway Stoutを飲みたくて
San Diegoまで買いに行ったときのボトル。思い込みだけでなく
本当に美味しかった!!今では直接売ってもらえる仲になったのが
うれしい。
アメリカビールの情報は
twitter : craftheads
飲むなら : http://craftheads.jp/
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