大手メーカー 秋の新商品を飲み比べ
BJA2期生の川端ジェーンです。
9月に入ったとはいえ、残暑やいきなりの豪雨と落ち着かないお天気にビールを飲む気が失せている、そんな方はいらっしゃいませんか?ビール業界は既に秋です。
という訳で発泡酒の新商品3種類を飲み比べてみました。(キリンさんの秋味は発泡酒ではなくビールなので今回は除外しましたが、例年通り豊かな味わいが感じられ美味しくいただきました。)
①秋宵 http://www.asahibeer.co.jp/products/beer/akiyoi/
アサヒさんが8/20に発売したものです。甘味と苦味のバランスが良く、きりりとしています。喉越しにすっきり感があるのにきちんと麦芽由来のコクを甘味として味わえます。なお、こちらの商品は1本につき1円を東北復興支援として寄付するということです。
②富良野の秋 http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000020613/
サッポロさんが8/21に発売したもの。特徴はサッポロさんのオリジナルホップを使用しているとの触れ込みです。とはいえ、苦味が強いわけではなく、麦芽由来の甘味もあり、まろやかな苦味が心地よく感じられます。エールタイプのような華やかさも感じられます。
③旨み香ばし秋楽 http://products.suntory.co.jp/d/4901777246805/
こちらはサントリーさんが8/20に発売したものです。「旨味たっぷり 秋楽」という3年ぐらい前から秋限定で発売しているものを改良したとのことです。何よりもローストした香りが鼻をくすぐります。小麦スピリッツを使用したアルコール度数6%のボディはとろみにも似たコクを感じさせます。ただ、ロースト香が強いので食事に合わせるときは注意が必要です。どちらかというと食後にゆっくりと飲むのに適しています。
私の個人的な意見ではありますが、いくつか飲み方の提案をさせてください。
まずは3種類を飲む場合。 1本目として富良野の秋を食べ始める前から飲み、食事の半ばで秋宵に変えて楽しみ、食後に旨み香ばし秋楽でゆったりと過ごすのがいいかと思います。
次に、お料理とのペアリングを楽しむ場合。 富良野の秋と秋宵は煮物でも焼き魚でもいわゆる「日本の食卓」ともいうべき家庭料理の邪魔をしません。富良野の秋は気持ち夏寄りの冷製のものでもOKです。ただ、旨み香ばし秋楽はそれ自体に特徴的な香りがあるので基本的にはスモークしたもの、例えばスモークチーズや燻製などを合わせて楽しむといいかと思います。
気になる一本は見つかりましたか?売切れる前にスーパーやコンビニで買って、秋の夜長を楽しんでくださいね!
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