瓶内二次発酵のオーストラリアビール「クーパーズ オリジナルペールエール」―ビアレポート(30)
軽く風邪を引いてしまった私です。
ま、風邪をひこうがなんだろうがビールは飲むんですけどね。明治時代初期には、ビールは栄養のある飲み物として薬局で売られていたらしいですから。しっかり飲んでおきます(もちろん無理して飲んだり、薬と一緒に飲んではダメですよ!)。
さて、今回はオーストラリアのビールをご紹介。クーパーズの「オリジナルペールエール」です。日本ではオーストラリアのビールはあまり見かけませんが、クーパーズはオーストラリアではメジャーなブリュワリー。そのクーパーズの中でもフラッグシップと言ってもいいビールです。
このビールは瓶内二次発酵のため、ボトルの中には結構な澱が。そのため、公式サイトでも、「ボトルを横にして転がしてから飲む」というようなことが書かれています。なので、ゴロゴロ転がしてグラスに注ぐと…笑っちゃうくらいの澱が漂っています。
派手さはないですが、ほのかに感じるフルーティーな香り。飲んでみるとホップよりもモルトの風味のほうがより感じられますが、ボディが強いわけではなく、すっきりしています。苦味も感じられましたが、これは澱によるもののようです。澱が沈むまで待って透き通った部分を飲むとそれほど苦味を感じません。
風邪をひいているにも関わらずゴクゴク飲んでしまいましたが、健康な時に飲んだら感じる味も変わるでしょうね。それでもゴクゴク飲んでしまいそうですが。
【BEER DATA】
クーパーズ オリジナルペールエール
生産地:オーストラリア
醸造所:クーパーズ
スタイル:ペールエール
アルコール度数:4.5%
BJA1期生 富江弘幸
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