南国台湾のフルーツビール「台湾啤酒 甘甜鳳梨」―ビアレポート(43)
我愛台湾な私です。
つい先日、台湾へ行ってきました。訪れるのは10数年ぶり。前回行った時は、まさかビールを求めて台湾へ行くことになるとは想像もしていませんでした。当時、台湾のビールといえば「台湾啤酒」(今でもメジャーブランドですが)。詳しく調べてはいませんが、その頃台湾で造られているビールは「台湾啤酒」以外なかったのではないでしょうか。
ちなみに「啤酒」は中国語でビールのこと。発音をカタカナで表記するとすれば「ピージウ」でしょうか。
さて、台湾でビアバーをいくつか訪れたのですが、ビールも数本買ってきました。今回はそのうちの1本、台湾啤酒の「甘甜鳳梨」です。
「甘甜」は「甘い」、「鳳梨」は「パイナップル」という意味で、早い話がパイナップルのフルーツビール。シリーズとしてはパイナップルの他に、マンゴー、ブドウ、オレンジがあります。前回訪れたときはこんなフルーツビールはなかったように思いますが、台湾のビアシーンも変わってきているということなのでしょう。
ビールを注ぐといかにもパイナップルの香り。口に含むとパイナップルの甘味が口の中に広がりますが、思ったよりモルトも感じられます。ただパイナップルの風味があるだけでなく、やはりビールだと思わせる味わい。とはいえ、アルコール度数は2.8%。ジュース感覚でもありますね。
他にもいくつか台湾のビールを購入してきたので、台湾ビール事情とともに少しずつレポートしていきたいと思います。
【BEER DATA】
台湾啤酒 甘甜鳳梨
生産地:台湾
醸造所:台湾啤酒
スタイル:フルーツビール
アルコール度数:2.8%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。