今年注目したいニュージーランドのパロットドッグ「DeadCanary」―ビアレポート(72)
ネコ派の私です。
前回のブリュードッグについて書いた後に思いました。イヌが関係する醸造所名(ビール名)はいくつか思いつくのですが、ネコは思いつかないぞ、と。
「dog beer」で検索したところ、Brewdog、Flying Dog、Laughing Dog、River Dog、Moon Dog、Hair of the Dog、Bike Dog、Sea Dog、White Dog…といろいろ出てきました。
じゃあ「cat beer」で検索してみると…。
Fat Cat、Mad Cat、Boxing Cat、Ghost Cat…と、なくはないようで。イヌよりは断然少ない感じがありましたが、ビール名だったら「水曜日のネコ」がありましたね。もし自分が醸造所を造ったらネコ関連の名前にしたいと思います。
それはさておき、今回はブリュードッグからのイヌつながりで、ニュージーランドのパロットドッグ「DeadCanary」を紹介したいと思います。
最近はニュージーランドのビールをいろいろ見かけるようになりましたね。この企画でも8 Wired、McCashins Breweryの2つを取り上げたことがあります。今後もどんどん輸入されてくるのを、よだれを垂らしながら待っている私であります。
さて、このパロットドッグを購入した理由ですが、モダンタイムスを購入した理由と同じです。はい、ジャケ買いです。しかも、シリーズを通して同じデザインで、色をスタイルによって変えているところも似ています。デザインのご確認はこちらからどうぞ。
パロットドッグはニュージーランドのウェリントンにある醸造所。2011年創業とまだ新しい醸造所です。定番はIPA、Red IPA、Pale Ale、Blonde Ale、Dark Mild Aleの5種類。
今回飲んだのはPale Aleの「DeadCanary」で、イギリス産モルトとニュージーランド産ホップを使用しているようですが、詳細は不明です。8 Wiredを飲んだときにも感じましたが、イギリスやアメリカとも違う、パンチがありながらもやさしい味わい。柑橘系とは少々違うフルーティーな香りと適度な苦味があります。ニュージーランド産ホップといえば、ネルソンソーヴィンやモトゥエカといったところですが、それらが使われているようであれば、その特徴が出ているのかもしれません。
2013年はイタリアのビールが注目されたりもしましたが、今年はニュージーランドのビールも気にしていきたいと思います。よだれを垂らしながら。
【BEER DATA】
DeadCanary
生産地:ニュージーランド
醸造所:パロットドッグ
スタイル:ペールエール
アルコール度数:5.3%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。