★ビアレビュー★チェリーとビールの絶妙な出会い「My Turn Series:John」(加筆)
*3/12 イベント企画の理由について加筆しました。
先月、アメリカ・ウィスコンシン州にあるLAKEFRONT Breweryの代表Andy Jungwirth氏が来日。東京のビアパブ「The Hangover」、「Devil Craft」、「Watering Hole」にて、レイクフロントブルワリーのビールを楽しむイベントが開かれました。
その中で、私が参加したイベントは、2月16日にビアパブ「The Hangover」で行われた「LAKEFRONT Tasting Night」。お店はレイクフロントのビールを味わうために集まってきたお客さんで満席!スタンディングで片手にテイスティンググラスを持ち、まさに海外のパブのような雰囲気でした。イベントではBig Easy Imperial Mai bock、Oktoberfest、IPA、My Turn Series:John Dark Lager with Cherriesという4種類のビールを披露。別日に開かれたDevil CraftとWatering Holeでは、また異なるビールが出されました。
<LAKEFRONT Tasting Nightイベントの様子>
<レイクフロントブルワリーのAndy氏。彼は日本文化も大好き!>
ジョンはこのビールを造ったブルワー。そうです。My Turn Seriesのすべてのビールは、銘柄にビールを醸造したブルワーの名前が付きます。だから、my turn(私の出番)なんですね。
さっそくテイスティングを。
ヘッドはクリーム色でスポンジのような細かい泡です。持ちも良いです。
色は完熟したチェリーのようなダークレッド。濃い茶色に赤みがかっている色です。(ビールの色が綺麗に撮れた写真がなくて掲載できなかったですが…)
トーストしたパンのようなモルトの香り、キャラメルのような香りを持ちながら、甘酸っぱいチェリーが広がります。若干のスパイシー香も感じられます。
少量ですがさっそく飲んでみました。サワーエールほどではないですが、甘酸っぱいチェリーの味わいがほどよく口の中を満たします。ローストしたモルトも香ばしく、チェリーとよく馴染みますね。苦味は少なく、飲みやすいです。一般的なラガーに比べて奥行きがあり、濃厚な味わいだが、すっきりした飲みごたえが気持ち良いです。それで終わると思いきや、後味がナツメグが入ったみたいにスパイシー!
濃厚なビールが苦手な人でも気軽に飲めて、あっちこっちでおいしい!と、うれしい声が聞こえました。小さいテイスティンググラスで1杯だけ飲むつもりが、気が付いたらすでに3杯も入りました。まだ日本に輸入されていない限定ビールですが、今回のイベントをきっかけに少量でも入るようにと願ってみます。Well done John, you’ve done your name proud.(ボトル後ろのラベルより)
◎生産地:アメリカ、ウィスコンシン州、ミルウォーキー
◎醸造所:LAKEFRONT Brewery
◎品名:My Turn Series:John Dark Lager with Cherries
◎ABV:6.8%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。