[テイスティング,ブルワー]2014.5.12

USAブルワリー①ツーローズ・ブルーイング(パート2)Two Roads Brewing, CT

前回ご紹介したツーローズ・ブルーイング。一年を通して作っている「定番」(イヤーラウンド)はピルスナー、ダブルIPA、セゾン、ホワイトIPA、ヘフェヴァイツェンの5種類。加えて「季節もの」(シーズナル)がそ各種あります。今回は定番商品からピルスナーをご紹介します。

<オールド・ファクトリー・ピルス Ol’  Factory Pils >

スタイル:ピルスナー

アルコール度数:5%

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(写真:ツーローズ・ブルーイング提供)

正統派のピルスナーに、ドイツ産とアメリカ産のドライホップを使って「1ひねり」加えたのがツーローズのオールド・ファクトリー(「Ol’」 はOldの意)。ツーローズのブルワリーが、もともと古い工場(ファクトリー)を改装したものであることにちなんだものですが、長い伝統あるピルスナーのスタイルに、新しいなにかを加えようというブルワーの意気込みを感じます。のど越し良くピルスナーらしいフレッシュな味わいに、モルトのやわらかい甘み、シトラス系のフルーティーな香りのバランスが秀逸な一品。

 

アメリカコネティカット州ツーローズピルスナー

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

ニシムラヒロコ

ビール愛飲家・ライター

スペイン、マドリード市生まれ、富山県富山市で育つ。
早稲田大学で美術史を専攻中、美術館めぐりに欧州を幅広く旅行。
一人尋ねた冬のベルギーでレッドビールに開眼する。
2002年に米東海岸の大学院に留学。
盛り上がりを見せるクラフトビール文化に魅了され、
以降飲み歩きを趣味とする日々。
2005年よりジャーナリストとしてニューヨーク市ブルックリン在住。
米国でさまざまな進化を見せるビールカルチャーとビールに情熱を傾ける
熱い人々の「今」を日本に伝えたいと一杯飲みながら考える日々。

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