ケルンでケルシュ
いつもはベルギービール担当ですが、先日ドイツにも足を伸ばしてきましたので、ドイツのビールについて少し。
先日、フランクフルト経由でブリュッセルに入りましたが、翌日車でまたドイツへ。(笑)
お天気の良いこの日は車で1時間ほどのケルンに行ってきました。
ケルンに近づくにつれて大きく見えてくるのは有名なケルンの大聖堂。
1248年に着工し、完成したのは632年後の1880年、高さ157mもある教会です。
その大聖堂のすぐそばにあるのが、今回訪れた「フリュー」です。
内部は意外と奥行きが広く、ドイツらしいビアホールのつくり。
さっそくケルシュを1杯。
さわやかでありながら、ほのかな甘みもあり、最後には心地よい苦味を感じる素晴らしい味わい。
何杯でも飲めそうな感じです。
ケルシュは協定により、その呼称や生産地域、グラスまでもが保護されています。
右のおじさんが、セラーから運ばれたカスクから次々にケルシュを注いでいきます。
それを左のおじさんが特殊な丸い器具(12杯分くらい載せられる)に入れてお客さんにサービスします。
これくらいの量はおじさんがちょっとホールを歩くとあっという間になくなってしまうのは言うまでもありません。
お天気の良いこの日は、外のテラスでもケルシュを楽しむ人たちでいっぱいでした。
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