[イベント]2011.4.27

ケルンでケルシュ

いつもはベルギービール担当ですが、先日ドイツにも足を伸ばしてきましたので、ドイツのビールについて少し。

PJ フリュー

先日、フランクフルト経由でブリュッセルに入りましたが、翌日車でまたドイツへ。(笑)
お天気の良いこの日は車で1時間ほどのケルンに行ってきました。

ケルンに近づくにつれて大きく見えてくるのは有名なケルンの大聖堂。
1248年に着工し、完成したのは632年後の1880年、高さ157mもある教会です。
その大聖堂のすぐそばにあるのが、今回訪れた「フリュー」です。

ケルシュ

内部は意外と奥行きが広く、ドイツらしいビアホールのつくり。
さっそくケルシュを1杯。
さわやかでありながら、ほのかな甘みもあり、最後には心地よい苦味を感じる素晴らしい味わい。
何杯でも飲めそうな感じです。

ケルシュは協定により、その呼称や生産地域、グラスまでもが保護されています。

フリュー

右のおじさんが、セラーから運ばれたカスクから次々にケルシュを注いでいきます。
それを左のおじさんが特殊な丸い器具(12杯分くらい載せられる)に入れてお客さんにサービスします。
これくらいの量はおじさんがちょっとホールを歩くとあっという間になくなってしまうのは言うまでもありません。

お天気の良いこの日は、外のテラスでもケルシュを楽しむ人たちでいっぱいでした。

ケルシュケルンドイツフリュー

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

三輪 一記

一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事

1967年、名古屋市生まれ。
1990年、関西大学商学部卒業。26歳のときにベルギービールと出会い、以来ベルギービールを愛し、仕事でというよりライフワークとしてベルギービール普及に情熱を傾け、毎年ベルギーを訪れている。
2001年よりベルギービールに関する講座、セミナー活動をスタート。
2008年より愛知大学、愛知淑徳大学等でベルギービール講座開講。
「ベルギービールを通じて日本とベルギーの架け橋に」というコンセプトのもと、
講演やセミナーにも積極的に取り組んでいる。
共著に『ベルギービール大全』(三輪一記+石黒謙吾/アートン)、
『ベルギービール大全<新>』(三輪一記+石黒謙吾/アスペクト)。
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事。

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