ミッケラーとトゥオールのコラボ「アンダーオール モザイクIPA」―ビアレポート(110)
明けましておめでとうございます。
諸事情によりしばらくレポートを執筆しておらず、書き方を忘れかけている私ですが、また書いていきたいと思います。
さて、今回ご紹介するのは、ミッケラーとトゥオールのコラボビール「アンダーオール モザイクIPA」。ミッケラーとトゥオールについては、以前記事にしていますのでそちらをご参照ください。
この2者は以前もコラボレーションしていて、そのビールの名前が「オーバーオールIIPA」。アルコール度数10.5%のインペリアルIPAでしたが、今回はアルコール度数4.6%のセッションIPAです。アンダーオールはシングルホップとなっていて、このモザイクのほかにポラリスとギャラクシーがラインナップ。どれもまだリリースして何年も経っていない新しいホップです。
では、モザイクはというと、2012年にリリースされたシムコーとナゲットの交配品種。アロマホップとして使われることが多いようですが、ビタリングホップとしても使われることもあるようです。デュベル・トリプルホップ2014でも使われていますね。
モザイクはシトラスやトロピカルフルーツの香りが特徴ということで、この「アンダーオール モザイクIPA」もそれが現れています。マンゴーを思わせるフレーバーもあり、まろやかさも感じられますが、苦味はシャープ。なんといってもアルコール度数が低めなのが個人的にはありがたい。
実はジャケ買いだったのですが、新年1本目としてはいい選択でした。
【BEER DATA】
アンダーオール モザイクIPA
生産地:デンマーク
醸造所:ミッケラー、トゥオール
スタイル:セッションIPA
アルコール度数:4.6%
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。