[コラム]2015.3.25

ビールのネタ帳(6)ハムラビ王のビール

知って飲めばますます美味しいビールのあれこれ。
パブで披露すれば今宵の主役はあなた!?
雑誌「ビール王国」から、ビールの小ネタをえり抜きでお送りします。

ハムラビ王のビール

「目には目を、歯に歯を」で知られるハムラビ法典は、
いまから3800年ほど昔にメソポタミアのハムラビ王が発布した法律です。
(研究が進んで、もう「世界最古の法律」とは言えないって知っていました?)

なかにはビールに関する法律がありました。
そんな昔からビールが存在したのも驚きですが、恐ろしいのはその刑罰。

ビールを水増ししたり、代金を麦ではなく銀で受け取ったら、水に投げ込まれる。
犯罪者を店でかくまえば、死罪。
尼僧がビール屋を経営したり立ち寄ったりしたら、火あぶりの刑、などなど。

恐ろしくて違反する気にもなれません。

そんなメソポタミアでは、ビールは長いストローで飲まれていました。
液面や底にたまる穀皮などの不純物を避けて、中ほどの汁を吸っている絵が残されています。

「パブで絶対にウケる! ビールのネタ帳」は雑誌「ビール王国」に掲載。
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ブルーモニュメント2
大英博物館に収められた「ブルーモニュメント」
当時の醸造の方法が楔形文字で記されている

ビール王国

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

コウゴ アヤコ

ビアジャーナリスト

1978年東京生まれ。看護師を経て、旅するビアジャーナリストに転身。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ドイツビールに惚れこみ1年半ドイツで生活したことも。『ビール王国』(ワイン王国)、『ビールの図鑑』(マイナビ)、『BRUTUS』(マガジンハウス)など様々なメディアで執筆。

最近はキャンプとサウナにドハマり中。そこにもやはりビールは欠かせない。最高の「ビアキャンプ」&「ビアサウナ」を求めて、日本全国津々浦々旅をしている。

■執筆歴■
-海外生活情報誌ドイツニュースダイジェストで「旅ールのススメ」連載中
ビール小話 (ドイツニュースダイジェスト)2009~16年連載
-東海教育研究所かもめの本棚onlineにて「旅においしいビールあり」
-Amebaチョイス 「クラフトビールおすすめ人気商品10選|32商品から選んだ厳選商品を紹介!美味しく飲むコツも」
-クラフトビールで乾杯!(日本トランスオーシャン航空機内誌Coralway2020年9.10月号特集)
-ビール王国(ワイン王国)
-ビールの図鑑・クラフトビールの図鑑(マイナビ)
-BRUTUS(マガジンハウス)
-an・an(マガジンハウス)
-CanCam(小学館)
-DIME(小学館)
-東京人(都市出版)
-るるぶキッチンmagazine 秋冬号(JTBパブリッシング)
など
■出演歴■
-アサデス。7(KBC九州朝日放送)
-KURASEEDS(J-WAVE81.3FM)
-食べて!歌って!まるごとユーロ!ドイツ語(NHKラジオ第2)
-トークイントーク(フレンズFM)
-売れ筋RANKING~クラフトビール(KTSライブニュース)
-よじごじDays(テレビ東京)
など

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